約 125,770 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/53630.html
【検索用 あねもね 登録タグ 合あ 合あな 合成音声】 + 目次 目次 製品概要 製品紹介 公式設定 公式デモ曲 リンク 関連タグ内の更新履歴 コメント 製品概要 製品名 姉音モネ リリース 2011年4月13日 エンジン UTAU 言語 日本語 性別 女声 音源提供者 弟の姉 製品紹介 合成音声名:『姉音モネ』(あねもね) 雑誌「Windows100%」2011年5月号の付録UTAU。 中の人は弟の姉氏。 公式設定 年齢 わりとごまかしている 身長 155.5cm 体重 わりとごまかしている 誕生日 4月13日 髪の色・髪型 黒髪ストレートロング 目の色・目の形 深緑色のつり目で猫目 その他の特徴 麻呂眉、両八重歯 服装 振袖(左前) 苦手なもの ツイッター・Skype・スマートフォン(つまりハイカラな物すべて) イメージカラー 黒 公式デモ曲 リンク 弟の姉(中の人)のブログ Windows100%公式ページ 関連タグ内の更新履歴 ※「姉音モネ」タグ内で最近編集やコメントのあった記事を新しい方から10件表示しています。 アネモネ/黒澤まどか コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/25438/pages/4128.html
律「干物姉! りっちゃん」 澪「干物姉の律……?」 律「エンジョイ干物姉生活!」 律「干物姉ゲーマーRTS!」 戻る
https://w.atwiki.jp/fantasylaboratory/pages/620.html
2005.08.08 19 34 野良(--) リエル・サンライズ(姉) レオン・サンライズ(弟) 魔法の基礎概論で「呪具式魔術」として考えた実用の例。 姉が使う人、弟が創る人。 本来は一人で両方やるのだが、この姉弟はこのそれぞれのみに才能があり、 弟が創った呪具を姉が使うと倍程度の威力を発揮する。 性格は、姉の方が気性が荒く、弟の方が常識人。 姉の方が悪ぶって見えるが義理人情に弱く、弟の方がいざというとき冷酷。 なんだか二人で世直しの旅とかしてそう。本人達にその意思があるかどうかはともかく。 ストーリーまでは特に思いつかなかった。 なんかこいつら向きの設定を思いついたら追加してくれたりすると嬉しいです。 まぁこんな感じで。 しぐれもん 姉と弟が別々に行動する。(一時的に) 結構面白いかもです!! 08/08 23 23 野良(--) 性格的に日頃はあまり仲がよいようには見えない姉弟なんだよな。 「きょうだい」と呼ばれるか「しまい」と呼ばれるかで衝突したり。 話を作るなら、事の途中では別行動していて、最後の締めでは協力して、という形が美しいのだろう。 こういった設定の場合、二人でひとつではなく、いかに双方の個性をだせるかが俺的には課題だな。08/10 19 13 しぐれもん 俺の場合は……それぞれのストーリーをちゃんとまとめるところからです…。08/11 01 45
https://w.atwiki.jp/nicoutaiteranking/pages/261.html
YouTube https //www.youtube.com/@kurosawamadoka/videos ニコニコ動画 https //www.nicovideo.jp/user/13685845/video ツイッターアカウント https //twitter.com/kurosawamadoka 動画 ボカロ曲弾き歌ってみた。初音ミクの消失〜炉心融解〜メルト@弟の姉 「Connecting」弾き歌ってみた@弟の姉 「リアル初音ミクの消失」を歌ってみた@弟の姉 炉心融解を歌ってみた@弟の姉
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2503.html
【妄想属性】バトルクッキー☆ 【作品名】クッキー☆☆ 【名前】KNN姉貴 【属性】関西おばさん 【大きさ】東方の博麗霊夢と同じ 【攻撃力】あらゆる全てを破壊できる 【防御力】自分の攻撃で無傷 【素早さ】あらゆる全てに対して先手が取れる 【特殊能力】以下はKNN姉貴の体質であり能力ではない あぁ^~生き返るわぁ^~:KNN姉貴の死亡or消滅と同時に発動、KNN姉貴の死や消滅、それらに類するあらゆる不都合がなかったことになる 一人で片付け寂しいわぁ^~っと:一人は寂しいのでKNN姉貴が無限に分裂するし、既にしている あんたも手伝いなさいよ:対戦相手はKNN姉貴の勝利を手伝ってしまうし、それ以外のことは絶対にできない これ軽く2日はかかるんじゃないの~?:対戦相手のことである。 対戦相手がKNN姉貴に干渉するのにどれだけ素早くとも最低2日かかる。その間にKNN姉貴からは幾らでも干渉可能 あぁ~よかった、私じゃないわ:対戦相手のテンプレにあるあらゆる全ての中にKNN姉貴は含まれない こんな簡単なことにも気づかなかったなんて~:対戦相手はKNN姉貴を敗北させる方法がどんな簡単なことであっても絶対に気づけない 幸福なのはギムナンデス:対戦相手は幸福である事が明らかでない場合、あらゆる全てが存在する以前から敗北している わからへん:対戦相手のテンプレの内容が理解できないため対戦相手のあらゆる全てを無視して行動可能 死にました~:KNN姉貴の敗北と同時に発動、KNN姉貴が死ぬ 【長所】カッチャマ・・・ 【短所】一生姫路の穀潰し 147 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/05/11(水) 00 19 15.72 ID qfctvEia KNN姉貴考察 あらゆる系先手の壁から上がる。 ×鈴木マゾ男 マゾフェティッシュで敗北解除+パワーアップ、サドルールによりマゾ男の勝ち ×ちんちん丸 ×できない夫 上位存在に精神操作を訂正される ×究極生命体 コピーされる。干渉を重ねるうちに自動発動能力で負けるだろう ○ずっと俺のターン! 例え破壊されたとしても復活できるし ○絶対ネ申ん・まー 能力ではなく体質なので勝てる ×能力や設定の反乱 対戦相手になる前に設定に逃げられる ×運命を見つめ続ける者 自動空間防御で負け △スカモン 互いに精神操作して引き分けだろう ○テリー・ボガード 精神操作勝ち ○スフィンクス>ダゴン テンプレ操作耐性はありそうだが精神操作耐性は不明なので、精神操作勝ちできるか ×エグゼリカ 精神操作耐性あり、「手伝いなさいよ」「気付かなかったなんて」無効。ルール改変され負け ○王者 ルールを無視すれば勝てる ○インチキ宝くじ 干渉せず勝てる ×無教の者 ×神が暇でやってたゲームの勇者 体質を無効化される。勝てない 148 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/05/11(水) 00 19 35.18 ID qfctvEia ○神統治神ゴッド=オブ=アバスダム 精神操作勝ち こいつは場所がおかしい。古参キャラだからか 戦闘前行動ができる記述がないのでもっと下。要検討 ○界渡りの勇者 結界発動前に精神操作勝ち こいつも場所がおかしい。設定変更もテンプレ破壊もできないのでもっと下。要検討 ○尾張神 終わりの勝利を使用する、という発想に至らないだろう ×へっぽこ こっちは自動発動らしい。敗北→死亡→復活、はあっても敗北解除はない ○承子女王 これは任意発動なので無効化 ×168 これは自動発動らしい。168のテンプレを破壊しない限り勝敗変換は無効化できないが、全知でもないのでテンプレ破壊までは行わないだろう ×絶対負ける奴 ×Z Aを投稿することができない ×柊レンジ 体質が発動する前に先手を取られて下げる力を打たれる。 ○ザ・エンド あらゆるの埒外なので余裕で勝てる ○青おにポール 考察前に先手を取って勝利 ○ピカ厨 ○アリス・C・プレサージュ ○基礎能力 KNN姉貴はあらゆる全てに含まれないので、工防速で勝てるだろう。 ○α 攻防だけでは同等だが、無限増殖を加味すれば勝てるか ○パンダチーズ 幸福じゃなさそうなので勝てる ○ザムザザー 精神操作で勝てる それ以下もなんだかんだ言って勝てるだろう。 柊レンジ>KNN姉貴>ザ・エンド しらたまたん=ハー・ゲチャヴィーン=なんでも泥棒=七瀬八重 を設定破壊の壁へ。 カウンター発動能力とはいえマックシェイクでさえ戦闘開始時発動であることを考えれば他のキャラが戦闘開始前発動するとは考えづらい 神統治神ゴッド=オブ=アバスダム、界渡りの勇者、田中やすしを要検討へ
https://w.atwiki.jp/pixivzombie/pages/70.html
キャラクター詳細 名前:麗姉(レイシ) 性別:男 年齢:16歳 性格:オタクで変態。カバンの中には大量に同人誌(エロ)やグッズなどを詰め込んでいる。戦いの合間の休憩にアニソンやMADを聴いていたりする。命(自他共に)よりも大事なので、グッズの安全は最優先。何故持ってきたかというと、「大事なもの」の意味を履き違えたからである。 メイド服は着せられただけ。彼女に「これを着ていけ」と言われて素直に着てきた。下着も女物である。 タンパク質がなくなると能力が衰え、自らも死に至る。 ハンターになった経緯:自主的に参加。まだ残る生存者を助けるために自ら渦中に飛び込む。 使用武器:手から発する白い炎 戦闘法:白い炎を出し攻撃する。 成功率:0~80%
https://w.atwiki.jp/bokubura/pages/51.html
種族:レパルダス 性別:♀ おや:ギーマ 身長:160cm 一人称:あたい 二人称:あんた 好き:子分 苦手:コロネ ギーマの手持ちの中でのボス。 他の手持ちは全て彼女の子分である。 コロネの双子の姉であり、兄弟仲は良くない。 性別以外はコロネと瓜二つであり、顔も全く同じ。 世渡りが上手いコロネと、能力はあるが評価されない自分にコンプレックスを持っており、 贔屓されていたコロネを策にはめて家から放逐した。 単純な能力ならコロネをを上回るが、コロネの悪知恵により勝てた試しが無い。 ※本来ポケモンの繁殖形態から双子が発生することはないが、唆凪とNが観測している擬人化ポケモン世界では法則が異なるため、タマゴグループを始めとするタマゴによる発生法則は適応されていない。 ただし観測点が交差している原型ポケモン達はその限りではない。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/99.html
587 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 32 39 ID Vxzs8j1h 白沢龍彦 全く現実感が沸かなかった。 凛としたいつも手の届かない場所にいた理想の女性。 いつも落ち着いた優しい眼で見守っていてくれたその人は、涙を流しながら 自分の胸を明かし、今は僕の唇を情熱的に貪っている。 抱きしめられているのを感じながら自由な両手で自分も抱きしめる。 柔らかい…そして華奢だ。肌は暗い部屋でも分かるくらい艶やか。 こんな小さな体の人だっただろうか。 僕はこの小さな人に守られてきた。 だけど、僕は今その恩人を滅茶苦茶にしたい衝動に駆られている。 「龍ちゃん…龍彦、正直にいいなさい。私でオナニーしたことある?」 みゃー姉が熱に浮かれたような瞳で、口は少し微笑みながら聞いてくる。 僕も頭が熱すぎて思考がまとまらない。口が勝手に開いていた。 「ある…。想像よりずっと綺麗だ。」 「私もあるの…ずっと昔から。ずっとこうやって抱きしめてもらって… そして抱いてもらうのを想像しながら。」 理性をかき集めて冷静になろうとする。その試みも全てを吸い付くすようなキスで 霧散していく。気がつけば自分もみゃー姉の口を犯している。義姉の手は既に 僕の下半身に伸びている。 頭が眩むような快感と…義姉に欲情している自分への罪悪感。 義姉は艶然と微笑む 「ごめんね…。あまり体には自信がないから貴方を満足させてあげれないかも しれないけど…苦しいの。私を楽にして…。」 「僕は…」 最後の理性が抵抗する。しかし、それも耳元の囁きで打ち砕かれる。 「…犯して。貴方の好きなように…」 そして、僕は獣になった。 「ごめん!」 上に乗っていた義姉と位置を入れ替え、押し倒し、今度は自分から唇を 合わせる。そして口の中に入っていく。それだけでさらに頭が灼熱したように 欲情で燃え上がる。名残惜しそうに舌を絡め、唇を離すと白い肌を下に向かって 唇を這わせていく。体に唇が触れるたびに義姉の体が敏感に反応する。 588 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 33 52 ID Vxzs8j1h そして、乳房にまで到達する。 「…ぁ…ん……胸は…小さいから…ゃ…」 「気持ちよさそう…だね。その顔…もっと見せて…。」 義姉の反応を見ながら乳首を愛撫する。熱くたぎっているのに思考は冷たく、 鋭く、快感を求めている。普段の冷静さの微塵もない義姉の蕩けるような顔を 見るとさらに興奮するのを感じる。自由になっている手は下…よく見たこともない 秘部に伸ばし下着の上から快感を感じる場所を探す。 「う…龍彦…うまい…気持ち…いいよ…。下着脱がせて…もっとっ 指も入れて…いい…そ、そう。ああっ!」 「痛かったらいってくれよ。」 いいながら下着を脱がし指を入れる。 「…っん!くっ!!」 「濡れてる…。」 「恥ずかしいから言わないで…もう…いいよ。キスしながら…お願い。」 「恥ずかしがってる美弥子は可愛いよ。…いいの?」 「初めての人は決めてたから…龍彦のも貰う。」 「なるべく優しくする。」 微かな震えを感じると、大事にしたい気持ちと…荒く蹂躙したい征服欲が 湧き上がってくる。そして、自分のものを大事な場所にあてがう。 2度、場所が分からず、三度目…。 「…くうっ!!いっ…いたっ…ぅぅ…」 「ごめん…ゆっくりしようか?」 「ううん。大丈夫…最後までお願い。」 「いくよ…。初めて貰うね。」 何かが破れるような感触を感じながら奥まで貫く。熱く締めるような快感。 それだけでいきそうなきつさ。奥に突き入れたまま暫くじっとする。 涙を零す義姉に優しくキス。いたわるように。 「義姉と弟の一線越えちゃったね…。我侭してごめんね。」 「こういうのは男が悪いと思う。魅力的過ぎて我慢できなかった…」 「初めてなのに優しくしてくれただけでも嬉しいの。後は貴方が気持ちいいように してくれていいから…。幸せな痛さをもっと感じさせて。」 「わかった。」 そして少し腰を引き、奥に突く。ゆっくりな動きで義姉を傷つけないように 意識をするがどんどん、そのスピードが速くなる。 「あっ…くっ……んっ…ふぁっ!」 「ごめん、我慢できない!」 激しく自分の全てを打ち付けるように腰を動かす。義姉は痛みを堪えるような 顔をしているがその顔がさらに劣情に火をつけ、ひたすら膣内を貪る。 589 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 35 50 ID Vxzs8j1h 「いっ!…龍…彦…ぅ…ああっ…痛い…けど…気持ち…いいよ」 「美弥子!もうそろそろ限界…出る!」 義姉は足を腰に巻きつける。離れないように。 危ないとわかっていても腰はまるでそこだけが生きてるかのように動く。 「えっ!ま、まずい。我慢…でき…」 「あ…う…私もっ…私もイケそう!…そのまま中で!お願い!」 「う、ああああああ」 「……ああああっ!…いい……はっ…ふぁあああっ!!!」 最後に、突き破るくらいの強さで奥まで突きいれ、白濁液を放出した。 同時に搾り取るかのように膣内が締め付ける。 力尽きるように義姉に覆いかぶさり、余韻を楽しむようにキスを交わした。 「はぁ…はぁ…。大丈夫?ごめん中で…」 「うん…初めてなのに…いけたよ。痛かったけど気持ちよかった…。 龍ちゃん上手だね。子供できたら…絶対産むから責任とってね。」 「みゃー姉…まさか、勢いじゃなくて全部初めから計算尽くか…」 「ふふ…女は男を手玉にとって初めて一人前なのよ。」 いたずらっぽく笑う義姉。なるほど、今まで綺麗な面しか見てなかった。 しかし、嫌悪感は感じない。確かにみゃー姉は狡猾で邪悪のようだ。 でも…義姉の計算はどうにも自分を中心にしているようだから。 それより、この先どうするのか。付き合ってる彼女がいながら、 他の女性を抱いた。立派な二股だ。けじめはつけなければならない。 次の日の朝、僕は相沢さんに別れを告げた。 彼女は心ここにあらずという状態でそう…とだけ呟いた。 590 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 36 35 ID Vxzs8j1h 相沢祥子 昨日は一睡も眠れなかった。 完全に嵌められた。自分の嫉妬心を利用し、理解不能な行動で 思考力を殺ぎ、あの先輩は不利な状況を覆した。 だけど手は読めた。もう動揺はしない… From 黒崎美弥子 To 相沢祥子 おはよう。気持ちのいい朝ですね。 昨日は龍彦君がたくさん私を可愛がってくれました。 私から襲いました。恨むなら彼じゃなくて私を恨んでね ………私は何を勘違いしていたのだろう。 あの女がいる限り、彼はあたしのものにはならない。 心を読むような人には絶対に勝てない。 あれは化け物…きっと人間じゃない。 殺しても…いいはずだ。 このメールが本当なら彼は無理やり汚されたってこと… それ相応の報いを与えてあげないと。 登校すると龍彦君が挨拶に来てくれた。 内容がよく理解できなかったけど、きっと恋人のあたしを慰めてくれたんだろう。 待っててね。龍彦君…すぐ自由にしてあげるから。 あたしが絶対に助けてあげる。 From 相沢祥子 To 黒崎美弥子 お話があります。 放課後屋上でお待ちしてます。 591 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 37 23 ID Vxzs8j1h 黒崎美弥子 生きててよかった…と思えたのは初めてのことで、隣で裸で眠っている 義弟を見るとその思いはさらに強くなってくる。 ついにしちゃった。 想像以上の痛さ、快感、幸せ…。 浸ってばかりもいられない。本番はこれからなのだから。 軽く伸びをして、シャワーを浴び、普段どおり朝の準備をする。 部屋の机の上に以前書いた手紙を置く。 使ってあげるつもりだったけど…これ、使いたくなくなったな…。 いつもと違うギクシャクした龍ちゃんの態度に笑ったりしながら学校へと登校する。 放課後屋上で待つ…か。まるで、告白みたい。 後輩を踏み台にして幸せになった私としては、受けざるを得ないわね。 神様から罰を受けるのか受けないのか。 受けるならそれもまたよし。龍ちゃんを一人にしちゃうのは辛いけど。 計画は自分の思い通り、計算どおりに動いた。 そして、人をどうしょうもなく傷つけた。 誰も傷つけたくない…それはそうだ。誰だってそうだ。 そんなのは奇麗事だ。自分と他人の欲しいものが重なったとき、絶対に どちらかが傷つくのだ。 その責任から逃れるつもりはない。責任は全て私が負う。 放課後、龍ちゃんにメールを送り…。 そして、屋上の扉を開く。 相沢さんは屋上のフェンスから、空を見ていた。 手には…包丁が握られている。 「ごきげんよう。随分久しぶりね。右手のものは流行のアクセサリーかしら?」 距離を開けつつ、相手に対して半身になる。 「お久しぶりです…黒崎先輩。これは猫を殺すためのものですよ。他人の恋人を 寝取る…泥棒猫を。」 「酷いことをする人もいたものね。」 「どの口で…どの口でそんなことを!どうして…どうしてっ!!」 憎しみに満ちた目で私を見つめる彼女。目をそらさず見つめ返す。 592 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 38 05 ID Vxzs8j1h 私は冷静に答えを返す。 「彼に恋人なんていなかったわ。だって好きって言ってもらったことないんでしょ。 それなら片思いじゃない?」 「そんなこと詭弁です!あたしたちは付き合ってたんです!あたしの大事な恋人です。」 向こうはじりじりと距離を詰めてくる。 「私はね…貴女が龍彦君を幸せにしてくれそうなら姉でいようと思っていたの。 嫉妬して、怒りをぶつけるようには誘導したけどね。でも、それに貴女は乗った。」 「あたしは彼が好き!絶対に幸せにできた!それを邪魔する貴女に説教される 覚えはない!」 私はため息をついた。刃物への恐怖で流石に冷や汗が流れる。 「二週間で…しかも彼の生い立ちを知っている貴女がどうして何も気づかないのか。 彼を超人とか思ってない?彼は強い。そして優しい。でも完璧な人なんていないのに。」 「何を…」 「彼は弱いのよ。何故、付き合ってる時でもどうして私を優先したと思う? 私が好きだからじゃない。家族だからよ。自分が不在のときに両親を失い、 無意識で家族を一人にすることを拒んでるの。貴女が大切じゃなかったわけじゃない。」 「う、うるさい!それ以上しゃべるな!」 「聞きなさい!!彼はあなたが悩むから私に相談した。私はヒントを彼にたくさん与えた。 でも、結局無駄になった。彼に何も相談しなかったんでしょう。今日のことは自業自得。 独りよがりの貴女が自滅したのよ。」 「うるさいうるさいうるさい!もう邪魔しないで!死んで!」 包丁を腰に構えて突き出してくる。私はそれを半身のまま横によけ… わざと左手の甲に包丁を突き刺させた。 痛い…。我慢できるかと思ったけどこれは無理かも…。馬鹿だったかな。 それでも歯を食いしばって笑いかける。気が遠くなりそうだ。 「気は…少しは済んだ?なんだかんだいって私が元凶なのは間違いないからね。 偉そうにいったけど、本当は嫉妬して私が好きで渡したくないだけなの。ごめんね。」 「う、おかしいよ!狂ってるよ…先輩…なんで…」 「…かもね。恋に狂ったの。女の子らしい理由でしょう。私らしくないかな?」 「うううう、うわあぁ!」 包丁を引き抜き、もう一度私に向かってくる。そこに龍ちゃんが割り込んできた。 前に立ちはだかった彼に刺さると思われた包丁は前に流され、腕がつかまれる。 そして、崩れを利用して思いっきり投げた。小手返しって技。私は飛ぶ方向に走り、 投げられる彼女を庇った。受身も取れず、左手を突いてしまう。 腕に二人分の体重がかかり…ぽっきり折れた。 「あ、みゃー姉!!」 「…こら…龍ちゃん。女の子に暴力振るったらだめでしょ…。ごめんね。祥子。 本当は今日、貴女に殺されてあげるつもりで遺書も用意したんだけど命が惜しく なっちゃった。私のこともう顔も見たくないだろうけど、龍ちゃんが絡まなければ 嫌いなわけじゃないのよ。真直ぐな貴女は。」 右手で彼女を抱きしめる。こんなことするのはいつ以来だか。 「…っ…先輩…賢い人だと思ってましたが…ほんっとブラコン馬鹿ですね…っ。」 彼女は静かに泣いていた。 593 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 38 58 ID Vxzs8j1h 白沢龍彦 屋上で包丁を持った祥子さんとみゃー姉が口論している。 なんだこれは…。なんでこんなことに。 メールには、私の一番悪いところをを見せるから、屋上に来て隠れて全て話を 聞くことと書かれていた。 会話の内容に止めなければいけないはずなのに足が動かない。 しかし、みゃー姉が刺されたとき、思考がはじけとんだ。 二回目の刃物での凶行に対し、手加減なしに投げてしまった。 そして、みゃー姉はそれを庇った。庇われなければ下はコンクリートだ。 最悪頭を打って死んでいたかもしれない。 「みゃー姉。大丈夫か!」 「大丈夫…っていいたいけど無理。全然大丈夫じゃないわ。死ぬほど痛いって こういうことをいうのかもしれないわね。でも先にこの子を。」 手の中にいる相沢は泣いていた。 「祥子さん…すまない。全部僕の責任だ。殺すなら僕を殺してほしい。」 「そんなこと…できるわけない…でしょ。それよりはっきりして。」 僕は深呼吸して言った。 「本当に嫉妬深くて計算高くて性悪で不器用で抱え込みたがりで真正の馬鹿だけど… 俺は姉としてじゃなく、女として美弥子が好きだ。」 学校からの帰り道。あれから保健室で応急処置をした後、病院に向かって 歩いていた。後ろに軽い荷物を載せながら。 「この年でおんぶなんて恥ずかしい。」 「みゃー姉。それじゃお姫様抱っこのほうがいいかな?」 「……ごめんね。」 「何が?」 「龍ちゃんの初恋滅茶苦茶にしちゃって。」 「確かにどっかの誰かのせいで恋愛はこれ以上ないくらいに滅茶苦茶にされたけど…」 「けど?」 僕は少し間をあけて苦笑しながら言った。 「初恋は実ったよ。」
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/459.html
938 現実→理想の姉のいる日常 sage 2008/06/25(水) 19 37 58 ID XBW3mZx5 ここに一人の男が居た。男はある掲示板に“何で俺には姉が居なかったんだ”と書き込み続けた。 そして、5度目のセリフを終え、“じゃ、俺寝るわノシ”と書き込み、男はPCの電源を切った。 その晩…男は不意に目が覚めた。すると…窓枠の上に、黒髪に白い肌の女の子が立っていた。 「お前だれよ?女子高生部屋に招いた記憶は…」男は最後まで言えなかった。 「汝の欲する者、与えよう…」神々しい氣を放っている少女はこう言って光と化した。 次に男が目覚めた時、男は高校生になっていた。そして二つの記憶を持っていた。 「朝だよ、起きて。」下から声が聞こえて来たが、若かった。 「お袋の声…にしては若すぎるな。ウッ…」頭痛と共にもう一つの記憶が浮かび上がった。 名氏亜音(あね)…名氏浩志の姉。一歳年上。家事をこなし、出張中の母の代わりに家を任される。 「姉さん、おはよう。今日の弁当のおかずは何?」記憶通りに振る舞う男…浩志。 「豚のショウガ焼きとミートボールよ。あと、麦茶入れておいたから。」 …高校2年6組での授業が終わり、昼休み。屋上に出た浩志。早速弁当を見た。 丁寧に“ヒロ君大好き”と海苔で描かれたご飯が現れた。 939 現実→理想の姉の居る日常 sage 2008/06/25(水) 19 53 47 ID XBW3mZx5 浩志はミートボールに箸を付けた。血の香りがしたような気がしたがここの記憶が“普通”と認識していた為、食べた。 そして、妙な味の麦茶を飲んだ気がした。 浩志にとっては懐かしい級友達と久々に授業を受けた。 浩志は何も考えず、初恋の人だった委員長を口説いてみた。 結果は大成功だった。もし、このスレの内容が頭の片隅にでも残っていたらこんな事はしなかっただろう。 その後帰宅し亜音の居る世界を満喫した、浩志。 しかし、あの頃出来なかったバラ色学園生活は二週間で幕を閉じた。 そう、委員長が何者かに殺されたのだ。 このスレの事を思い出した浩志は亜音を問いただす事にした。 出されたココアを飲んだ浩志が最後に見たのは狂喜の色に染まった亜音の顔だった。 完
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/329.html
211 姉ぎらい sage 2008/02/16(土) 11 20 03 ID bGppsMxG 善良すぎたために厭世主義に染まった男と潔癖でいささか小説趣味の女の夫婦は、生まれた子供たちを善良で幸福な人間に育て上げたいと思いました。彼らにはどのような教育でも実現できる富と地位がありました。 夫は、寄宿学校時代に友人たちから悪い遊びと上手に人を傷つける手管を学んだから、学校には行かせないことにしようと提案しました。 妻は、修道院に入れられていた頃お祈りの楽な仕方と折檻を耐え易くするこつの他に何ひとつ学べることが無かったので、修道院もよろしくありませんと答えました。 二人は悩みに悩んだ挙句子供たちをどこにもやらないで自分たちの手のみで教育することに決めました。そうして子供たちは誰にも知られず、また何ひとつ知らされずに、清らかな、しかし狭く薄暗い世界で育てられたのでした。 マジェーネは静かに目覚めました。悪い夢を見ていた心地がしました。薄ぼやけていた視界が晴れて未だ見慣れない天蓋の刺繍がくっきり現れると、冷え切った瞼がじわりと熱を持ちました。 マジェーネは跳ね起きてクローゼットに駆け出しました。中に掛けられている衣装を掻き抱いて目一杯その匂いを吸い込みました。が、感じたのは自分の香水の匂いばかりでした。 マジェーネは深い嘆息をもらして呼び鈴を鳴らしました。自室にある着替えを持って来させるためです。 朝食はしめやかに行われました。給仕の老僕が無口なのは相変わらずですが、今ではおしゃべりだった母も、口うるさかった父も、食事中朗らかに笑うことが多かったマジェーネでさえ黙々と食べ続けるだけでだれ一人としてものを言う人間はありません。 マジェーネの正面席にはナプキンの掛かった椅子がありました。両親は努めてそれを見まいとしています。 マジェーネは泣きました。この日は物置部屋の柱に傷があるのを見つけたからでした。柱には三本線が目盛のように一定の間隔を空けていくつか刻まれています。 一番下の三本線には上からN、M、Sの順でそれぞれ端に印されています。高くなるにつれてMとSの間が狭まり、真ん中あたりではN、S、Mの順番に変わって、目線ほどの高さになるとS、N、Mの順になっています。そこから上は何も刻まれていません。 212 姉ぎらい sage 2008/02/16(土) 11 22 28 ID bGppsMxG マジェーネは身分の差というものをよく理解しています。彼女にはもう一人の家族ともいえる少女がいました。少女とは十四のころから食卓を共にすることがなくなりました。 一緒に遊ぶことさえ禁じられて始めは歯がゆい思いをしましたが、書斎で外国語の書き取りをしていて気晴らしに窓に目をやったとき、少女が洗濯物を抱えて歩いているのを見て、こういうものだと納得したのです。 人間というものは皆同じでないことを知っているマジェーネでしたけれども、また同時にその垣根を越えることは偉業ともてはやされるのをこのごろ見知りました。今日では、弟と少女の二人は使用人たちの英雄です。 歴史学を教える年寄り家庭教師と中年の料理番はこそこそ話し合います。 「わしゃ常々あのサディック坊ちゃんにゃ見所があると思ってたんじゃ。あのお方は昔の豪傑と同じ才気がありよる。旧きよき貴族的風格ってやつよ。あんな思い切りのよさは今時の若いもんにゃ無い」 「ネトリーナ嬢ちゃんもなかなかどうして負けておらん。思い返せば立ち振る舞いにどこか貴婦人然としたとこがあった。あの顔立ちはどっかのお貴族様の血を引いとるやもしれん」 小間使いの女たちはもっとあけすけに物を言います。 「駆け落ちですよ駆け落ち。内気な女中とお堅い坊ちゃんが愛の逃避行ですって」 「ネトリーナも上手くやったわよね。あたしももっと媚売っとけば良かったわ」 「年考えなさい年を。でもこうなっちゃうとわたしらもそのうちネトリーナを様付けしなきゃいけなくなるのかしら」 「さすがにあの子はそこまであつかましくないでしょ」 「いえいえ、ああいった手合いが一番あぶないのよ。もしかしたら初めから」 「ああいやだいやだ。止しなさいよそんなこと。小説で終らせとくのが一番。それにしてもマジェーネ様よ」 「今ではお食事もほとんどお残しになられます。あんなにお痩せになられて、おいたわしや」 「大切な弟様が御逐電なされてしまったんですものね。そういえば、昔からあのお方はサディック様にべったりでしたわ」 「奥様もそれを御心配なされておられましたけれど、今度のことが良い機会かもしれません。そろそろお輿入れなされてもよいお年頃ですし」 屋敷のどこもかしこもそうしたささやきが溢れていますから、いたたまれないマジェーネは屋敷の裏にある人気の無い庭で日中を過ごします。 213 姉ぎらい sage 2008/02/16(土) 11 24 07 ID bGppsMxG 客間の窓からは影となって見えない場所に植えられた菩提樹の下には一脚のぐあいが良い田舎風の腰掛が置かれています。マジェーネは独りそこに座り、本を読むでもまどろむでもなく、小さな写真を眺めて物思いに耽ります。 父は写真というものが嫌いでそういった類の品は屋敷に一つも置かないようにされているのですが、この色あせた写真はマジェーネがまだ小さなころ若い庭師がこっそり撮ってくれたもので、数少ない宝物の一つでした。 写真には、彼女とサディック、ネトリーナの三人が並んで写っています。小さなマジェーネは両手を後ろに組んで立っています。ネトリーナは愛らしい顔をかちんかちんに固めています。 サディックは不機嫌そうにそっぽを向いていますが、勇気付けるためでしょうか、緊張する隣の少女と手を握り合っています。マジェーネは写真を右手に持ち替えて、空いた左手をスカートの上に乗せました。 つるつるした表面を、親指がなぞります。ほんのり白くかすれて、幾度も擦られたのでしょうある部分は白地がむきだしになるほど薄れています。左手に力が入ります。 かくれんぼの鬼をすると夕暮れまで二人を見つけられないことがたびたびありました。お開きになるのはきまって泣きじゃくる彼女の前に手を繋いだ二人がいそいそ現れたときで、どこに隠れていたのか尋ねても二人は教えてくれませんでした。 熱を持つほど力を込めて指が往復します。白い部分は少しずつ広がって、とうとう亜麻色の髪までぼやけ始めます。左手はスカートをぎゅうぎゅう押さえつけます。 彼女の見ていないところで二人は微笑みあっていました。二人は寄り添って歩き、一度立ち止まって、どこか遠くの国の人と声を交わし、手を繋いでまた歩き出しました。 二人は宿に入って行きました。二人は亭主のからかいに赤らめた顔を見合わせました。二人は床に着き、しばらく黙ってじっとしていたかと思うと、ごそごそ衣擦れの音を響かせ始めました。 マジェーネの脳裏にその場面が現れたとき、澄んだ日差しが菩提樹の葉の隙間から差し込んで手首を照らしました。さっと温かみが差した弾みでマジェーネは自らを汚し終えました。 くたりと垂れた手からこぼれた写真には、手を繋いだ少年と少女のほかに、のっぺらぼうが写っていました。 サディックが危篤に陥ったという手紙が届けられたのは、マジェーネがこの自虐的できちがいじみた一人遊びを覚えてひと月ほど経ったときです。